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Ayako

【本の感想】「殺人犯はそこにいる」―真犯人は隣にいる人かもしれない

殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件著者:清水潔出版:新潮社「未解決事件」を追うジャーナリストの前に立ちはだかったのは、「国家」という高く分厚い壁だった。半径10キロほどのエリアで17年の間に発生した、5件もの幼女誘拐事...

【マンガ感想】「江戸前の旬」―銀座には善人しかいない

銀座柳寿司三代目 江戸前の旬著者:九十九森/さとう輝出版:日本文芸社「週刊漫画ゴラク」で連載されている寿司漫画です。連載開始は1999年、2019年8月には99巻が発売されるというロングランヒット作品であり、そのうち80巻までがKindle...

【マンガ感想】「サトコとナダ」―彼女は私のやさしい友だち

サトコとナダ著者:ユペチカ監修:西森マリー出版:星海社日本人の「サトコ」は、留学先のアメリカでサウジアラビア出身の女の子「ナダ」とルームシェアをすることに。サトコは生まれて初めてムスリマ(イスラム教の信者の女性)と知り合い、最初は「仲良くし...
映画

【映画感想】「湯を沸かすほどの熱い愛」―みんな、おかあちゃんが大好き

「湯を沸かすほどの熱い愛」は、2017年の第40回日本アカデミー賞で数々の賞にノミネートされ、さらに宮沢りえが最優秀主演女優賞、杉咲花が最優秀助演女優賞に輝いた大ヒット映画です。この記事では、今や数多くの映画に引っ張りだこの杉咲花の出世作で...

【本の感想】「犯罪小説集」―犯罪のカーテン裏をのぞき見る

犯罪小説集著者/吉田修一出版/KADOKAWA2016年に発売された、芥川賞作家・吉田修一の短編集です。2019年に「楽園」というタイトルで映画化されます。私は吉田先生のファンで、この本は函入りの愛蔵版を購入しました。書店でのサイン会に出向...

【マンガ感想】刑務所いたけど何か質問ある?―人は慣れる、たとえそこが刑務所でも

ホリエモンこと堀江貴文氏が獄中出版した手記3冊のマンガ部分のみを集めた本です。絵は写実的でありながらコミカルかつデジタルならではのかっちりした雰囲気で、さらっと読めます。「ホリエモンは刑務所に入って、すごくやせて出てきた」くらいの認識しかな...
映画

【映画感想】検察側の罪人―内なる正義と悪を飼い慣らせ

映画館で検察側の罪人を観てきました。ネタバレしていますのでお気をつけください。法律の力を思い知る「真実を追究する」とか「法は弱者を守るためにある」という文句は、法だとか犯罪だとかを扱う作品ではわりと常套句だと思う。名探偵コナンも「真実はいつ...

【本の感想】「終活」のすすめ―ひと言からできる終活

この本がいうところの「終活」は、ほぼ「お葬式の手続き」のことなので、「自分のお葬式を決めておきたいけれど、何をしたらいいのかわからない」という方や、「そろそろ家族の葬儀のことを考えないといけないけど、まずどうしよう?」という方には参考になる...

【マンガ感想】とりかえ・ばや―平安の世に自分らしく生きる

この漫画の原作は平安時代に成立した「とりかへばや物語」(作者不詳)。同じ日に違う母から生まれた腹違いの姉と弟の物語です。 姉の「沙羅双樹」と弟の「睡蓮」は、腹違いの姉弟といえども見た目はうり二つ。しかし、社交的で活発な姉と内気でおとなしい弟...

【本の感想】ザ・葬儀のコツ―親戚スルー力を身につけろ

著者は葬儀屋の三代目。映画「おくりびと」に美術協力されたそうです。この本は、高橋さんというお客さんが事前相談から四十九日までをこなす時系列に沿って読み進む形になっていて、ご臨終だとか納棺だとか、そのポイントごとに解説が入ります。現職の葬儀屋...